ロボ団のレッスンには、4つのお約束があります。
- 先生の話をきくこと
- お友達と協力すること
- ものを大切に扱うこと
- わからない時はまず自分で少し考えてみること
レッスンでは自由にプログラムしたりロボットを動かしたり、個人個人の裁量が大きいですが、こういった適切なルールを決めて、学びの時間が無秩序な状態になるのを防いでいます。
そして、学年が上がるにつれて、ルールの枠をだんだん広げて自由の部分を大きくしていきます。
プログラミング自体にもかなり明確なルールがあります。ルールを外れるとロボットが全く動かない。初めはこちらの話を聞かないで、自由に発想のままプログラミングする子や、やりたい気持ちが先走ってしまう子もいるけど、結局、思い通り動かないので面白くなくなり、「あ、先生の話を聞こうかな」と思ってくれる。そのタイミングで、「じゃぁ、一緒にやってみよう!」と声をかけています。
そういう事を繰り返している中、先日、中学年の子たちのクラスで、全員がちゃんと話を聞いて自分の取り組むべきことがわかっている状態になっているのを見た時、ずいぶん成長したなぁ、と感じました。
プログラミングやロボット作りでは、子どもたちの自由に好きにやりたい!という気持ちが大きくて、その気持ちもわかるけど、自由にやれるには一定のルールという枠組みがあってこそ、そのルールを守る方が結局、自由が広がることになるんだよ、ということに気づいて欲しいな、と思っています。それは、教室の中だけではなく、社会の中で生きていく上でも、とても大切なことですからね!